居間読書断片辞書
一言でも可言あれば良し。自分の言葉も加える 戸張会計事務所
戸張会計 公認会計士 戸張 道也
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 日付  著者名  書籍名  出版社  出版年月日  分野
2005/08/22
本田靖春
我、拗ね者として生涯を閉ず
講談社
2005/02/21
自伝・評論
 テーマ
由緒正しい貧乏人として生きる


 
 言葉

第一部 由緒正しい貧乏人 仕事をあまりしなかつたのも真面目さの故である。
第二部 植民地挑戦、支配者の子として
第三部 戦後民主主義、光輝く
第四部 新聞記者への道
第五部 社会部記者、そして暗転
第六部 溌剌たる警察回り、そして遊軍
第七部  社会部が社会部であった時代   原稿用紙に向かうときの裂ぱくの気合
第8部  渾身の「黄色い血」キャンペーン
第9部  
病床で飽食日本を斬る
第10部 正力コーナーへの嫌悪。

第11部 さらば、読売新聞


競走馬は、手綱につながるハミという鉄具をしっかり噛んで走る。いわゆるハミ受けの悪い
馬は、手綱を通しての指示が伝わりにくい。レースにはペース配分が欠かせないが、スターティ
ング・ゲートを飛び出すや、暴走気味に行きたがり、騎手のコントロールが効かなくなってオーバ
ーペースになるのを、馬に持っていかれる、という。
持っていかれてしまったらレースにならな


不当逮捕 


にうちの0.5パーセントか1パーセント程度いなくては、社会が保たないではないか


絶筆   
拗ね者の誇り

人間的には好きでも、越えられない一線がある。いわせてもらうなら、それが信条の差であり、
思想というものである。

欲を持つな  金銭欲 出世欲 名誉欲

編集付記   人間の善意と無限の可能性を常に信じていた
          私心がないからこそ、本田さんの言葉は人の心を動かす

(講談社  渡瀬昌彦)

  

 自分の言葉
本田靖春氏の正確な達意の文章が感動を呼ぶのは、取材の場での的確な洞察力に由来する
と思う。


 
 
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