tobari-kaikei
  居間読書断片辞書
一言でも可言あれば良し。自分の言葉も加える 戸張会計事務所
戸張会計 公認会計士 戸張 道也
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 日付  著者名  書籍名  出版社  出版年月日  分野

2006.・9.15

 

鷲田清一
「待つ」ということ
角川選書
平成18年8月30日
哲学
 テーマ 著者略歴
待つということはどこか、年齢を重ねてようやく、といったことがありそうだ。希望を棄てたあとでも希望を養う最後の腐植土なのだろう、「腐植土」、ラテン語では「ヒューマン」の語源である。
 大阪大学副学長・1949年、京都生まれ 
京都大学文学部
 専攻 臨床哲学
 言葉

まえがき

待たなくてよい時代になった。「待たない社会」
待つことができない社会になった。「待てない社会」
かって「待つ」ことはありふれたことだった
みみっちいほど、せっかちになつたのだろうか。
せっかちは、息せききって現在を駆り、未来に向けて深い前傾姿勢をとっているようにみえて、
じつは未来を視野に入れていない
未来というものの訪れ待ち受けるというこがなく、いったん決めたものの枠内で一刻も早くその
決着を見ようとする。
やりなおしとか修正を頑として認めない。結果が出なければ、すぐ別のひと、別のやり方でとい
うわけだ。

多愁多恨亦悠悠霜山徳璽・「素足の心理療法」)

 

 自分の言葉

失われつつあるものについて書かれている。
 

 
 
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