経営辞典 (な〜の）
　
　

　

ナレジマネジメント

ＣＲＭを支えるのはナレッジ・マネジメント

ナレッジ・マネジメント・システムは「知恵の創造」の仕組み

知恵・ナレッジ：顧客からの企業への要求に対して顧客に提供・還元する「付加価値」
この付加価値をさまざまな情報から作る仕組みがナレッジ・マネジメント・システム。

インターネットやナレッジ・マネジメント・システムの使い方次第で専門家と同じレベルのスキルが得られるのである、

（実践ＣＲＭ構築・ＮＴＴ東日本法人営業本部第三営業部ＣＲＭ＆ＣＴＩ推進室編著・ＮＴＴ出版）

 

成行注文（株式投資）
　 買いの成行注文：現在入っている売り注文のなかで最も安い価格で約定。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　売りの成行注文：今入っている買い注文のなかで最も値段の高い価格で約定。
約定することに重点。意外な値段になることがある。

内部収益率

現在価値　ＰＶ　将来価値　ＦＶ　
現在価値＝投資額　
将来価値＝将来収入キャッシュフロー
投資額　Ｉ　ｎ年後の将来価値　ＦＶｎ　内部収益率　ｒ
ＦＶｎ＝Ｉ＊（1+ｒ）＾ｎ
ｒ＝（ＦＶｎ/Ｉ）＾1/ｎ　-1　（ファイナンス数学の基礎・小林道正・朝倉書店）

（１）３年後に１３００万円の将来価値が見込める１０００万円の投資プロジェクトがある。年あたりの内部収益率ｒを求める。

十進法ＢＡＳＩＣで実行すると　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
プログラム
input n
print "投資期間　n"

let r=((FVn/I)^(1/n)-1 )
print "内部中益率"
print r
print "E-2は小数点の位置を２桁左にずらす。"

結果表示

　　? 13000000
将来価値　ＦＶｎ
? 10000000
投資額 I
? 3
投資期間　n
内部収益率
 9.13928830611058E-2
E-2は小数点の位置を２桁左にずらす。

（２）４年後に５０００万円の将来価値が見込める投資機会がある。年当りの内部収益率を１０％以上にするためには投資金額をどのくらいにすればよいか。

Ｉ＊（１+ｒ）＾ｎ＝ＦＶｎ　Ｉ＝ＦＶｎ/（（1+ｒ）＾ｎ）

十進法ｂａｓｉｃで実行すれば

プログラム

input n
print "投資期間　ｎ"
input FVn
print "将来価値　ＦＶｎ"
input r
print "利率　ｒ"
let I=FVn/((1+r)^n)
print I
print "投資金額　Ｉ"
END

結果表示
? 4　　　　　　投資期間　ｎ
? 50000000　将来価値　ＦＶｎ
? 0.1　　　　　利率　ｒ
 34150672.7682535 求める投資金額　Ｉ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　

二面性

それは、「経営を見る眼」としてどうしても必要なものの見方である。その第一号が、そもそも会社という場が何なのか、という二面性である。会社は、経済組織体でもあり、職場共同体でもあるのである。
（経営を見る眼・伊丹敬之・東洋経済新報社）

日程計画

ブルックスの法則　：遅れかけているプロジェクトに途中から人員を追加投入すると、遅れをとりもどすどころかいっそう遅れがひどくなる。時間は、容易なことではリソースで置き換えることができない性質をもつ。「時は金なり」で金で代替することもシステム開発プロジェクトでは難しい。日程計画の重要性。１．時間的余裕をもつ。２．正確な見通しを立てる。時間制約の枠内で重要性による配分をする。３．柔軟性をもつ。モジュール化と単純化をはかる。バッファーをもたせる。
長期計画は自由度を持たせる。短期日程計画はあいまいさを持たない。
（創造的思考・有沢誠・ｓｒｃ）

 日経平均株価

1950年東京証券取引所が計算。1975年ダウ・ジョーンズ社から独占権取得。日経ダウ平均株価を公表。1985年日経平均株価と名称変更。「高流動性銘柄」から「長期継続性」を考慮して選ばれる。株価５０円に換算して計算。選定銘柄を「日経平均除数」で割る。2005/09/26除数は23.961.日経平均除数は株価指数の連続性を保つために修正される。日経平均株価は単純平均株価の１０数倍の価格になるが、単純平均の性質はもっている。
株価の高い５０銘柄で「日経平均」の半数を支配している。少数の高い銘柄がおおきな影響をもつ。上位１０銘柄で４０％を閉めている。（２０００年８月３０日の状況。）
（ファイナンス数学の基礎・小林道正。朝倉書房）

 

　
「ぬ」で始まる用語はありません。

　

値下げ

競争相手に対抗する経営戦略：原価の構成比を変動費と固定費に区分して分析する。値下げによる販売量の増加でどこまで固定費をカバーできるか。固定費自体を縮減できるか。売り上げマイナス変動費＝限界利益が高いか低いか。生産効率を改善して限界利益率を上げられるか。

 

　
脳の働き

脳の働きは左右半分にわけて考えるとわかりやすい。さらに男と女では、左右脳の使い方に差がある。
一般的に女は左右両方の脳を使いながら話し、同時に考える。
分析的で論理思考が好きな左脳。一般的に女が多いのは左脳型。
右脳型は直感やカンに従う。
右脳左脳の違いが、価値観の違いとして現れるから、この感覚のズレは男女の間の大きな溝となることが多い。
（米山公啓男が学ぶ女脳の医学）

エンドルフィン

人は人から愛される、あるいは触れられることで、脳のなかにエンドルフィンと呼ばれるような脳内麻薬物質がでて、「幸福」という快感を記憶している。
（米山公啓男が学ぶ女脳の医学）


やる気

行動を起こすには動機づけが必要である。「やる気」も脳の一部の反応である。さまざまな記憶、体験、感動が、「帯状回」と呼ばれる脳の真ん中にある弓状の構造物に情報として入ってくる。その情報分析の結果、「こう動け」と大脳資質へ命令を出す。入ってくる情報のなかで何を優先するか、過去の記憶とも照らし合わせて、帯状回で決めていく。
「やる気」を維持するのは、過去の達成感の記憶である。達成感という快感を得ていないと、「どうせなにをやっても同じ」ということになり、新しいことをやる動機を見つけられないし、意欲も出てこなくなる。脳というものは、常に新しい行動を起こすための動機を探している。
（米山公啓男が学ぶ女脳の医学）

ノイマン（ジョン・フォン・ノイマン）

ゲーム理論の創始者（１９０３−１０５７）
１９４４年「ゲームの理論と経済行動」出版。
経済学者オスカー・モルゲンシュテルンと共著。

農地活用

中山間地域は全国耕地面性の四割にあたる。
高齢者比率２５％と全国平均より高い。
棚田は、保水に優れている。地滑りや洪水を防ぎ、豊富な生態系をまもる。
福島県三春町の貝山地区。「貝山プロジェクト２１」を立ち上げ「キーパー」方式を導入する。農作業をする五十ー六十のひとを地域から募集「農地を守る人」という意味でキーパーと名づけ、時給制で日当を払ってダイコンやジャガイモの栽培を頼んだ。常時八ー十人がキーパーに登録しており、地元の”余力”を再活用する仕組みとなった。

プロジェクト草分けの滋賀県新旭町では、減反の休耕田で菜の花を育て、絞った脂を給食や家庭でつかう。
富士山の麓にある河口湖町では、「フルーツランド構想」に取り組む。温暖化が思わぬ追い風となった。ブルーベリー農園を手始めに、サクランボやワイン用ブドウなど果樹の種類を増やしている。
（今井隆・読売新聞地方部）
　
　
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